11;救急・中毒
- 中毒110番(日本中毒情報センター);年齢、体重、容器の準備;異物誤飲は受け付けていない。
- 大阪中毒110番;072−727−2499(24時間)。つくば中毒110番;029−852−9999(9〜21時)
子供の中毒
- 生後5カ月から注意
- 2歳以後は口には入れない。代わりに似ているものや過量に飲むことあり。
タバコ
化粧品
- 染毛剤、パーマ液、マニキュア、除光液、香水は特に毒性が強い。
- 灯油や石油製品、除光液は飲んだ時に気管に入りやすい。肺炎を起こす。
ボタン電池
シャボン玉液
対応
牛乳を飲ませる(120mL程度;多いと吐いてしまう);薄めて炎症を防ぐ
- O;酸性洗浄剤、排水パイプ用洗浄剤、食器用漂泊剤、換気扇用洗浄剤、洗濯用洗剤、シャンプー、台所用洗剤、除湿剤、石灰乾燥材
- X;防虫剤;しょうのう、ナフタレン、パラジクロルベンゼン;乳脂肪に溶けて吸収されやすくなる。
- X;タバコ;水によりニコチンが吸収されやすくなってしまう
- X;石油製品(灯油、マニキュア除光液、液体殺虫剤、ベンジンなど);嘔吐して気管に入りやすい、乳脂肪に溶けて吸収されやすくなる
吐かせない;誤嚥も危険
- 特に石油製品、酸やアルカリを含む製品(漂白剤、カビ取り剤、トイレパイプ換気扇用洗浄剤;食道や胃の損傷をひどくする)は吐かせてはいけない
- しょうのう(防虫剤)、なめくじ駆除剤などはけいれんを起こす可能性があり吐かせてはいけない。
眼
皮膚
家庭の注意
かびとり剤、洗浄剤
- 量、マスク、換気に注意
- 酸性系と塩素系がある。(混ぜると塩素発生)
漂白剤、ポット洗浄剤、空き缶を灰皿代わりに、灯油をペットボトルに、手作り薬品を冷蔵庫に、
防水スプレーの使い過ぎ
くん煙殺虫剤
病院での対応
胃洗浄
- 毒性の高い原因薬物の大量摂取後1時間以内に限定される。意識障害があれば必ず気管挿管を行う。
下剤
- 活性炭とともに併用。塩類下剤よりソルビトールが頻用される。
フルマゼニル
- ベンゾジアゼピン系薬物の拮抗薬であるが、てんかんの既往があれば禁忌である。